ブリュッセル(Brussel)
ブリュッセルは、ベルギー北部、かつてブリュッセルの街に流れていたセンヌ川の中のサンジェリー島に領主ロタリンギア公が979年に砦を築いたのが街の始まり。ブリュッセルの地名は、この砦を指す“沼の中の居住地”と言う意味で、現在は面積約162km2、人口約105万人のベルギーの首都。
1047年に高台のロワイヤル広場に政治、経済の中心が移され、ケルンとフランドル地方の毛織物通商の要衝として発展。中世の時代には、街は外壁で囲まれ、各所に門が築かれ、封建自治都市として繁栄しました。
1830年に独立を果たしたベルギーは、首都をブリュッセルに選定。1933年に君主制連邦国家への移行に従い、オランダ語とフランス語の二つの言語を公用語とする首都圏地域政府の首都に位置づけられました。現在は欧州連合(EU)や、北大西洋条約機構(NATO)の本部などが置かれ、ヨーロッパの中心的役割も果たしつつあります。
ブリュッセルには、壮麗な建物が四方を囲むグラン・プラスを始め、ゴシックやバロック建築の建物が数多く残され、近代建築のアール・デコ様式の建物と共存しています。小便小僧、王立博物館など名所・旧跡も豊富で、味に定評があるレストランも多く、美食の街としても世界に知られ、訪れる観光者を魅了しています。
グラン・プラス
サンミッシェル大聖堂
ノートルダムデュサブロン教会
ノートルダムドラシャペル教会
小便小僧
古典美術館 (王立美術館)
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