エフェソス



世界遺産の構成資産は4件で、「チュクリチ・ホユク」「古代都市エフェソス」「アヤスルクの丘、アルテミス神殿および中世の集落」「聖母マリアの家」となっている。
トルコ西部エーゲ海地方イズミル県のセルチュク郊外に広がる世界遺産で、ヘレニズムからローマ時代に繁栄した港湾都市エフェソスの都市遺跡を中心としている。古代の世界七不思議(※)に含まれるアルテミス神殿や古代3大図書館のひとつに数えられるセルシウス図書館(ケルスス図書館)の他に、聖母マリアが晩年を過ごした場所に築かれたという聖母マリアの家、使徒ヨハネの墓の上に立つ聖ヨハネ教会、ルーム・セルジューク朝やオスマン帝国期のイスラム都市アヤスルクの都市遺跡、紀元前7000年紀までさかのぼる古代遺跡チュクリチ・ホユクなど、さまざまな時代・文化の遺跡や建造物が含まれている。

写真上はエフェソス遺跡のクレティア通り
写真下はエフェソス遺跡のハドリアヌスの神殿

エフェソス遺跡
聖母マリアの家
アルテミス神殿跡
エフェソス考古学博物館

(※)古代世界の七不思議
ギザの大ピラミッド
バビロンの空中庭園
エフェソスのアルテミス神殿
オリンピアのゼウス像
ハリカルナッソスのマウソロス霊廟
ロドス島の巨像
アレクサンドリアの大灯台


 

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