カッパドキア



アナトリア高原中央部、南北約50kmにわたってさまざまな見どころが点在するカッパドキアは、トルコ屈指の観光スポットとして絶大な人気を集めています。世界に類を見ない奇岩群は、火山の噴火により堆積した凝灰岩や溶岩層が長い年月をかけて浸食されてできたもの。エセンテペにある「3姉妹の岩」、パシャバーの「妖精の煙突」、デヴレントの「らくだ岩」は、絵はがきなどでもおなじみの風景です。
4〜11世紀にかけて敬虔なキリスト教徒が造った岩窟教会が集まるギョレメの谷には、30以上の教会がギョレメ博物館として保存・公開されており、内部の鮮やかなフレスコ画が見事。要塞のあったウチヒサールは、岩をくり抜いた住居が密集し、SF映画に登場してもおかしくない奇観。頂上からは360度のパノラマが見渡せ、まるで違う星に舞い降りたような錯覚を覚えます。

写真上:絵葉書
写真下:宿泊した洞窟ホテル


ローズバレー
カイマクル
ウチヒサール
パシャバー地区
ギョメレ野外博物館暗闇の教会


 

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