3世紀半ば、ローマ帝国の弾圧を逃れたキリスト教の修道士が、カッパドキアに移り住み、柔らかい岩をくり抜いて住居や教会を作り、ペルシャやビザンチン勢力の驚異から一時的に身を隠す場所を地下に求めました。部屋やホールがそれぞれ狭い通路でつながっていて、ワイン貯蔵庫や、貯水池、台所や食糧庫、換気口、井戸、教会、外敵からの侵入を防ぐための岩の扉などが備えられています。