ジェノバ



リグリア海に面した港湾都市で、中世には海洋国家(ジェノヴァ共和国)として栄え、商工業が発展した都市でイタリアの金融業の中心地としての長い歴史を持つ。現代においてもミラノ、トリノなど北イタリアの産業都市を背後に持つジェノヴァ港はイタリア最大の貿易港であり、地中海有数のコンテナ取扱高を誇っている。

【世界遺産】ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度 -GE-ガリバルディ通り(Via Garibaldi)
イタリアのジェノヴァには、「新しい街路群」を意味する16世紀に整備されたストラーデ・ヌオーヴェと、それ以降の時代に出来た二つの街路があります。ジェノヴァの大通りの一つであるガリバルディ通りには「パラッツィ・デイ・ロッリ」、かつてのジェノヴァ共和国時代の迎賓館目録に掲載されていた数多くの宮殿が今も残されています。
ガリバルディ通りはジェノヴァの商業的な中心地に近い16世紀の邸宅群が並んでおり、スタール夫人はこの通りを「王たちの通り」と呼ぶに相応しいとしました。ジェノヴァの画家であるアンドレア・セミノとオッターヴィオ・セミノの名画『サビーニ人の略奪』を所蔵するパラッツォ・パラヴィチーニ・カンビャーゾ、ジェノヴァのドージェであったスピノラ家のため1563年に設計されたパラッツォ・ドリアなどが並んでいます。

赤の宮殿

白の宮殿
サン・ロレンツォ教会
コロンブスの家


   


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