【世界遺産】ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト
(Budapest, including the Banks of the Danube, the Buda Castle Quarter and
Andrássy Avenue)
ハンガリー北中部に位置する首都ブダペストに広がるドナウ川両岸の歴史地区とアンドラーシ通りを登録した世界遺産。歴史地区はローマ時代以前からの歴史を誇る古都であるのに対し、アンドラーシ通り周辺の建造物群とその地下を走る地下鉄1号線(ミレニアム地下鉄)は近代の建築・産業遺産であり、2,000年を超える歴史を反映している。なお、本遺産は1987年に「ブダペスト、ドナウ河岸とブダ城地区
"Budapest, the banks of the Danube with the district of Buda
Castle"」の名称で世界遺産リストに登録された後、2002年にアンドラーシ通りと地下鉄1号線を加えて現在の名称となった。
写真上はアンドラーシ通り。
写真下は英雄広場
英雄広場の中央には聖イシュトヴァーンの王冠と大主教十字を握っているガブリエルを戴く柱がある。また、左右七つずつの像の建立場所があり、建設当初、九部族の英雄の像を右から作っていった。当時のハンガリーはオーストリア=ハンガリー帝国であったので、残りの五つの場所はハプスブルク朝の人々の像が建てられた。しかし、第二次世界大戦で像が被害を受けると、ハプスブルク朝の人々の像は現在の像に取って代られた。
国会議事堂
ブダ城(マーチャーシュ教会、漁夫の砦)
イシュトバーン大聖堂
くさり橋
ドナウ川ディナークルーズ
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