ブルサ



世界遺産「ブルサとジュマルクズック:オスマン帝国発祥の地」

標高2500メートルを超えるウル山の麓に広がる、自然豊かなトルコ北西部の街、ブルサ。市内に残る自然の多さから、「緑のブルサ(イェシル・ブルサ)」とも呼ばれ親しまれているこの街は、1326年、セルジューク朝からブルサを奪ったオスマン朝が最初の首都とした街でもあるのです。
1326年から1365年までオスマン朝の首都が置かれていたため、ブルサにはオスマン朝初期のスルタン(皇帝)の霊廟が数多く残されており、オスマン帝国の歴史を知る上では欠かすことができない重要な街なのです。

写真は屋根つきの「ウルガンドゥ橋」(Tarihi Irgandı Çarşılı Köprü)
街の東にあるウルガンドゥ橋は、15世紀半ばに作られた橋。かつてはたくさんの店が橋の上に並び街のシンボルとして親しまれてきました。しかし老朽化が進んだため市が修復。2005年に伝統工芸の工房やギャラリーが集まる橋として生まれ変わりました。ここではイスラム教徒が使う数珠、ブルサの特産でもある織物、そして焼きものなど様々な伝統工芸品の製作を見ることができます

イェシル・ツルベ

ウル・ジャミィ


 

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