ウル・ジャミィ



ブルサで最も重要なこのモスクは市の中心に位置する。ムラト1世が着工し、ベヤズィット2世に引き継がれた建設はメフメット1世(1379〜1414)の時代に完成をみている。68×68mの本堂は頑丈な12本の柱に支えられる20の小ドームに覆われ、中央の硝子のドームの下には信者達が祈祷の前に体を清める為の大理石の見事な噴水が見られる。壁と柱にアラビア文字で記されたコーランの節に気付く事であろう。素晴らしい黒檀の説敦台は1400年のものである。ミフラブには角ばったクーフィ書体と優雅なネスヒ書体による精巧な文字が書かれ、素晴らしい装飾が施されている。


   

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