リュブリャナ



【世界遺産】リュブリャナのヨジェ・プレチニックの作品群-人間を中心とした都市デザイン(The works of Jože Plečnik in Ljubljana – Human Centred Urban Design)

第1次世界大戦後、オーストリア・ハプスブルク家による長きにわたる支配から解放されたスロベニアの中心都市リュブリャナは同地出身の建築家ヨジェ・プレチニックを起用して、近代社会のニーズに応えつつ、古代からの歴史と文化を反映し、スロベニアのアイデンティティ確立に貢献する都市の設計を依頼した。プレチニックは並木道やプロムナード(遊歩道)・堤防・橋・公園といった公共スペースを整備し、国立図書館や教会堂・礼拝堂・市場・墓地といった公共施設を設計し、緑や歴史的建造物との調和を図りつつ、モダニズムの潮流とは異なる独自の視点からリュブリャナの都市改造を行った。これにより「プレチニコヴェ・リュブリャナ(プレチニックのリュブリャナ "Plečnikove Ljubljane")」と呼ばれる独創的な都市景観が誕生した。

竜の橋
三本橋
大聖堂
リュブリャーナ城址


   

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