トリノ



トリノ (Torino)

トリノは古代ローマ時代に北方防備のために開かれた街で、イタリア半島と西ヨーロッパを結ぶ交通の要衝でした。16世紀後半、そこに目をつけたフランス貴族のサヴォイア家が、トリノに都を移しバロック様式の建物や碁盤の目状の街を整備。さまざまな階級がひとつの建物に暮らす住居なども整備し、社会の平準化を図りました。その後サヴォイア家の当主たちは、当時小さな国の集まりだったイタリア半島の統一に奔走し、1861年イタリア王国が誕生。サヴォイア家の当主がその最初の王に、トリノが首都となりました。

ドォーモ
サンカルロ広場

【世界遺産】サヴォイア王家の王宮群(Palazzo Reale)


   


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