クレタ島


●クレタ島 (Crete)

クレタ島は、キクラデス諸島の南、アテネから300km南にあるギリシャで最大の島です。東西250kmほどの細長い島で、四国の半分弱の面積があります。
紀元前3000年から紀元前1400年頃までミノア文明が栄えた地で、島内に当時の遺跡が多く残り、美しい海岸線と温暖な気候で、ギリシャ有数のリゾート・アイランドにもなっています。国内一のオリーブの産地で、多数の植物の原種が自生することでも知られています。
中心地は北岸中央部にあるイラクリオン (Heraklio) です。クレタ島大の都市イラクリオンは観光で賑わう豊かな街でギリシャ全土でも4番目の都市。9世紀にアラブ人が街を築き、その後ヴェネツィア、オスマントルコと支配者が代わりました。ベニゼル広場にあるモロシニの噴水は17世紀のヴェネツィア時代のもので、ライオンは14世紀のもの。

クノッソス宮殿
聖ティトス大聖堂
聖ミナス大聖堂


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