フランスのサンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路



【世界遺産】フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
(Routes of Santiago de Compostela in France)
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路はフランスの世界遺産で、4都市を基点とし、それが2つになってピレネー山脈を越えてスペインで合流し、サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路です。12世紀に書かれた『サンティアゴ巡礼案内書』には、ルートのほか、法外な船賃の渡し船、追剥、巡礼者を食い物にする両替屋への注意点や、宿や店の案内まで書かれています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の1つでもあります。スペイン側も「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されています。
<代表的な構成資産>
教会・大聖堂: サン=セルナン教会(トゥールーズ)、サン=フルール教会(ペリグー)、サン=ジャン=バティスト大聖堂(バザス)、サン=スラン・バシリカ(ボルドー)、ノートル=ダム・ド・ラ・ソーヴ=マジュール旧大修道院、サン・ピエール修道院付属教会(モワサック)、サント=マリー大聖堂(写真上)、など。
橋・巡礼施設: ドゥルドゥー川にかかる橋(コンク)、サン=ジャック門(サン=ジャン=ピエ=ド=ポル)など。
既存の世界遺産も含む: モン・サン・ミシェル、アミアン大聖堂、ブールジュ大聖堂など、単独で世界遺産に登録されている建造物も構成資産に含まれます。

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