フランス モンサンミッシェル



古来より先住民のケルト人の聖地として知られて来たこの島に、礼拝堂が建立されたのは708年のこと。その後、966年にベネディクト派の修道院が造営されるとモン・サン・ミッシェル(Mont Saint-Michel)の名は巡礼の地として広く知れ渡るようになります。
さらに、14世紀に英仏百年戦争が始まると、両国間の要衝に位置することから難攻不落の城塞として機能。16世紀に再び修道院として復興しますが、18世紀のフランス革命後には反体制派を収容する監獄として利用され、19世紀にようやく信仰の地として再興することになったのです。


     

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