サント・マリー大聖堂@バイヨンヌ



世界遺産「サント・マリー大聖堂」(Cathedorale Ste-Marie) 103549 103914 105118* 104036 104229 105657*

街のいたることろから2つの尖塔が見える、バイヨンヌのランドマーク的な存在。13世紀から14世紀に建てられた中期ゴシック建築の大聖堂です。スペイン、フランスにまたがる「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の中の「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として世界遺産に登録されています。この大聖堂には、初代司教であった聖レオンの聖遺物箱が納められ、聖レオンはバイヨンヌの守護聖人として崇められています。

【世界遺産】フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
(Routes of Santiago de Compostela in France)
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路はフランスの世界遺産で、4都市を基点とし、それが2つになってピレネー山脈を越えてスペインで合流し、サンティアゴ・デ・コンポステーラへと続く巡礼路です。12世紀に書かれた『サンティアゴ巡礼案内書』には、ルートのほか、法外な船賃の渡し船、追剥、巡礼者を食い物にする両替屋への注意点や、宿や店の案内まで書かれています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の1つでもあります。スペイン側も「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されています。
<代表的な構成資産>
教会・大聖堂: サン=セルナン教会(トゥールーズ)、サン=フルール教会(ペリグー)、サン=ジャン=バティスト大聖堂(バザス)、サン=スラン・バシリカ(ボルドー)、ノートル=ダム・ド・ラ・ソーヴ=マジュール旧大修道院、サン・ピエール修道院付属教会(モワサック)など。
橋・巡礼施設: ドゥルドゥー川にかかる橋(コンク)、サン=ジャック門(サン=ジャン=ピエ=ド=ポル)など。
既存の世界遺産も含む: モン・サン・ミシェル、アミアン大聖堂、ブールジュ大聖堂など、単独で世界遺産に登録されている建造物も構成資産に含まれます。


 
 

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