33番 瑞鹿山　仏日庵

鎌倉３３観音霊場第33番札所

鎌倉５山

鎌倉24地蔵：第14番 延命地蔵尊

円覚寺100観音

国宝；舎利殿

夢窓国師（むそう そせき）作庭の妙香池（こうみょうち）の庭園

・本尊：十一面観世音菩薩 臨済宗円覚寺派

・住所：鎌倉市山ノ内（円覚寺の塔頭）

・ご詠歌：ただ頼め　大慈の誓ひ　あまねくば　けふも消えなん　後の世の道

・由緒等：8代執権北条時宗の廟所（開基塔）。9代執権貞時・14代執権高時も合葬されている。本尊は地蔵菩薩。北条氏滅亡後は衰退したが、室町時代に鶴隠周音が再興して塔頭とした。本堂には地蔵菩薩坐像（鎌倉地蔵霊場十四番）と鶴隠周音像を安置。開基廟には十一面観音坐像（鎌倉観音霊場第三十三番）と北条時宗・貞時・高時の木像を安置。境内の茶室烟足軒は、鶴隠周音の寮舎（隠居所）の名を継いだもので、川端康成の小説『千羽鶴』に登場する茶室のモデルとなった。

・雑感：北鎌倉駅から最寄ということもあり円覚寺からのスタートとなります。最終参拝寺ではないので当然「結願印」は頂けません。円覚寺は山門も立派な大きなお寺ですが、仏日庵はいたって質素な塔頭になります。ここは国宝の舎利殿や名勝庭園と目的ごとに計３回訪問したことになります。