所在地:京都市東山区三十三間堂廻り町 アクセス:JR東海道線京都駅〜バス 正式名称:蓮華王院本堂(三十三間堂)れんげおういん ほんどう (さんじゅうさんげんどう) 国宝番号(指定日付):48号(昭和27年3月29日) 本堂の内陣の柱間が三十三あるために三十三間堂と呼ばれていますが、正式には蓮華王院という名の天台宗の寺院です。もともとは後白河上皇の離宮・法住寺殿の一角にありましたが、長寛2年(1164)上皇が平清盛に命じてここに造らせました。五重の搭や不動堂などを従えて偉容を誇っていましたが、 度重なる震災ですべてを損失し、現在残っている本堂は文永3年(1266)に再建されたものです。 三十三間堂の見どころは、長大な堂内をびっしりと埋め尽くすようにして立つ千手観音像です。本像の千手観音坐像(国宝)を中心に、左右に10段50列で500体ずつ千手観音立像が整然と並んでいる様は圧巻です。この1001体の観音像、正しくは「十一面千手千眼観世音菩薩」といい、頭には11の顔をつけ、両脇には40本の手を持ち、1本の手が25種類の世界で救いの働きをし、40を25倍して「千手」を表しています。千一体の観音像は、仰いだ角度のまま自然に一つ残らず拝めるように安置されており、その中には「会いたいと願う人の顔が必ずある」と伝えられています。(ウェブタウン京都HPより) 私的満足度「★★」:1001体の観音様は何度見ても圧巻です。 洛陽33観音霊場の三十三間堂。 |