26京都府 西本願寺

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所在地:京都市南区九条町
アクセス:JR京都駅〜徒歩
正式名称:@本願寺(西本願寺)飛雲閣(ほんがんじ (にしほんがんじ) ひうんかく)5号(昭和26年6月9日)、A書院{対面所及び白書院}しょいん{たいめんじょ しろしょいん}85号(昭和27年11月22日)、B唐門(からもん)116号(昭和28年3月31日)、C北能舞台(きたのうぶたい)117号(昭和28年3月31日)、D黒書院及び伝廊(くろしょいん および でんろう)184号(昭和31年6月28日)
E御影堂(みえどう)、F阿弥陀堂(あみだどう)(平成26年5月追加指定)

沿革:本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山で、親鸞聖人が開かれた本願念仏の教えをよろこぶ御同朋・御同行のこころの故郷です。聖人を慕うご門徒たちによって建てられた大谷廟堂から発展し、天正19年(1591)に現在の七条堀川に寺基を移転しました。境内には、阿弥陀堂と御影堂の両堂をはじめ、参拝会館や聞法会館、国宝や重要文化財に指定された多くの書院や法宝物があります。平成6年に世界文化遺産に登録されました。
飛雲閣:境内の東南隅にある滴翠園に建つ飛雲閣は、三層柿葺の楼閣建築で、聚楽第からの移築と伝えられる。外観は、唐破風や入母屋など変化に富んだ屋根を巧みに配し、左右非対称の妙を保つ瀟洒な傑作建築である。一階は招賢殿や八景の間、舟入の間などからなり、二階は歌仙の間と呼ばれ36歌仙が描かれている。三階は摘星楼で、星を摘む楼閣という綺麗な名が意を得ている。(非公開)
対面所(鴻の間):203畳の大広間。上下両段に分けられ、その境の欄間に雲中飛翔の鴻の鳥彫刻があるので「鴻の間」ともいう。上段・上々段の床を設け、違棚・附書院・帳台構など華麗重厚なこの書院は、わが国の書院建築を代表する大書院である。障壁画はいずれも狩野了慶の筆。
唐門:桃山時代の伏見城の遺構といわれ、豪華な装飾彫刻を全体に施した四脚門である。建築細部にみられる彫刻は、これを丹念に眺めていると、日の暮れるのを忘れるといわれ、たとえて「日暮門」といわれている。

私的満足度「★」:まだ日常公開部分しかみていません。特別名勝大書院庭園や名勝滴水園もいずれ見なければと考えています。(H20.10.4記)

下京ルネッサンスというイベントで滴翠園・飛雲閣の拝観を遂げました。(H21.11.8記)

特別名勝の虎渓の庭の他、通常非公開の国宝4点が解説付で拝観できるとってもお得な企画に参加しました。事前にお手紙で拝観も申し込みをします。午前・午後1回づつ。飛雲閣と書院を約1時間かけて説明してくれます。無料です。但し写真撮影は全面禁止でした。(H22.11.24記)

滴翠園
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