所在地:滋賀県大津市市園城寺町 アクセス:京阪石山坂本線三井寺〜徒歩 正式名称:@光浄院客殿(こうじょういん きゃくでん)国宝番号78号(昭和27年11月22日)、A勧学院客殿(かんがくいん きゃくでん)国宝番号78号(昭和27年11月22日)、B園城寺金堂(おんじょうじ こんどう)国宝番号109号(昭和28年3月11日)、C新羅善神堂(しらぎぜんしんどう)国宝番号110号(昭和28年3月31日) 御詠歌:いで入(い)るや 波間(なみま)の月は 三井寺(みいでら)の 鐘のひびきに あくる湖 天台寺門宗の総本山。境内には天智・天武・持統の3帝の御産湯に用いられた閼伽井(あかい)と呼ぶ井戸があり、「御井(みい)の寺」と呼ばれており、後に「三井寺」と通称されるようになった。国宝の金堂を始め、釈迦堂、三重塔、唐院など諸堂が建ち並び、国宝、重要文化財は100余点を数える。(滋賀県観光情報HPより) @ 光浄院客殿:光浄院は、室町時代山岡氏によって建立されました。 現在の光浄院客殿は秀吉の闕所後、かつて光浄院住持を務めていた山岡道阿弥が 慶長六年に再興したものです。 A 勧学院客殿:勧学院は学問所として、正和元年(1312)に創立されたと記録されています。その後、火災や秀吉の破却にあいますが、慶長五年に再建され現在に至ります。 B 金堂:現在の金堂は、豊臣秀吉の正室北政所によって再建されたもので、三井寺境内でもひときわ大きく威容を誇っています。また本尊弥勒菩薩もここに安置されています。 C 新羅善神堂:文禄四年(1595)の秀吉による破却のため、山内にはそれ以前の建立になる建築が極めて少ないですが、智証大師ゆかりの新羅明神像(国宝)を安置する新羅善神堂は、足利尊氏による再興の伝えをもつ社殿で、貞和三年頃の造立とされています。 写真上:金堂 写真右下:光浄院客殿 写真左下:勧学院客殿 写真下:新羅善神堂 私的満足度「★★」:最初に訪問したときはちょうど「国宝三井寺展」やっている時期だったので勧学院・光浄院が拝観できませんでした。そうこうするうちに、京都観光バスでコースに入っていることを発見し、光浄院は拝観かないました。お庭も見れて良かったです。 平成29年5月、新羅善神堂の写真を撮影するために再訪。 |