25滋賀県 三井寺 光浄院 庭園

フレーム

住所;園城寺町246
アクセス;京阪石坂線三井寺〜徒歩
作庭・作者:池泉観賞式庭園
文化財:国指定名勝

光浄院は、室町時代山岡氏によって建立されました。 現在の光浄院客殿は秀吉の闕所後、かつて光浄院住持を務めていた山岡道阿弥が 慶長六年に再興したものです。光浄院は、山内で最も格式の高い子院で、その外郭には、城郭を思わせる豪快な石垣が見られます。外観は、勧学院客殿とほぼ同じでありますが、内部の部屋数や配列などに相違が見られ、一之間の付書院が広縁に張り出すプランなどには、伝統的な形式の中に新しい要素を取り入れたものとされています。一之間、二之間には狩野派による華麗な障壁画が残されています。桃山時代における、書院の代表的建築として極めて貴重です。
池泉観賞式の庭園は、客殿と一体化した構成をもっており、特に客殿南縁の柱が護岸の石の上に立ち、池上建築に似た趣のある点は見応えがあります。池中には石橋を架けた亀島や夜泊石風の浮石を配し、山畔には枯滝の石組みを組んでいます。各所にはツツジ・サツキを密植し、山腹にはスギ・ヒノキ・マツなどが生い茂っています。客殿東側を明るい白砂敷としているため、庭園の幽邃感が一段と強調されています。(三井寺HPより)

私的満足度「★★」:定期観光バスのコースに入っていたのでやっと拝観できました。個人ではなかなか見れない所だけに喜びもひとしおです。



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