| 『自由教育思想の系譜』 | ||
| Genealogy of Liberal Education | ||
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      クラウス・ルーメル 著 Klaus Luhmer 南窓社  | 
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| 目 次 | |
| 序 文 | |
| 第1章 英雄の教育―ギリシアのおける自由教育理想の起源 | |
| 1 英雄の自由教育―ホメロスの教育理想 | |
| 2 テレマコスのこと | |
| 第2章 修辞学の原点―ソフィスト派の自由教育思想 | |
| 1 ソフィストの教育理念の再評価 | |
| 2 ソフィストの自由教育理念の社会的・政治的背景 | |
| 3 教育の可能性・素質の問題 | |
| 4 修辞学の起源 | |
| 5 自由教育としての修辞学 | |
| 第3章 精神の解放―社会・政治哲学論争におけるプラトンの自由教育理念 | |
| 1 プラトンの教育理念の時代的変遷 | |
| 2 プラトンの教育理念と超人 | |
| 3 教育理念の道徳的基礎 | |
| 4 個人の開発と社会化の過程 | |
| 第4章 ヒューマニズムの起源―古代ローマにおける陶冶理念としての「フマニタス」 | |
| 1 ギリシア的陶冶理念の受容に対するローマ的諸前提 | |
| 2 人間教育における修辞学の優位 | |
| 3 フマニタスとしての人間教育 | |
| 第5章 キリストの教育理念―教育者たるイエス・キリスト | |
| 1 神人キリスト | |
| 2 教育の生ける規範 | |
| 3 キリストの説教の内容 | |
| 4 教育原理 | |
| 5 使徒養成のセミナリオ | |
| 6 教授法 | |
| 7 キリストの教育施設なる教会 | |
| 第6章 学問の秩序―聖アウグスティヌスの自由教育理念 | |
| 1 教育による人間の自由化 | |
| 2 自由教育のカリキュラム | |
| 3 教育形而上学 | |
| 第7章 イエズス会の学習体系とその教育哲学 | |
| 1 歴史的沿革 | |
| 2 ラティオとルネサンスの人間形成の理想 | |
| 3 教育目標の実現について | |
| 4 ラティオの精神と現代の教育 | |
| 第8章 知性の開発―ニューマンの自由教育理念 | |
| 1 教育思想の発展に見られる自由教育理念 | |
| 2 自由教育と専門教育 | |
| 3 ニューマンの自由教育の概念の基礎をなす人間像 | |
| 4 精神的価値と自由教育 | |
| 第9章 自由と秩序―現代進歩主義教育学におけるモンテッソーリの位置 | |
| 1 進歩教育思想の系譜 | |
| 2 ルソーの自然主義とモンテッソーリ | |
| 3 フレーベルとモンテッソーリ | |
| 4 モンテッソーリとプラグマティズム | |
| あとがき | |