ベルガモン遺跡



ベルガマ(ペルガモン)遺跡(Bergama Antik Kenti)は、エフェス・トロイと並ぶエーゲ海の3大遺跡とも称される重要な古代遺跡の一つだ。2014年にユネスコ世界遺産リストに登録された。
アレキサンダー大王の死後、ペルガモン王国の首都として栄えたペルガモン。ヘレニズム文化が華ひらいた都でもある。見どころは大きくアクロポリスとアスクレピオンに分かれている。アクロポリスには紀元前4世紀に建てられたアテナ神殿、20万巻もの蔵書を誇った図書館、大劇場、紀元前2世紀初頭に建てられたゼウスの祭壇などがある。アスクレピオンはローマ時代の医療施設の遺跡。水浴、マッサージ、薬草の治療が受けられたという。図書館や劇場も備わっていて、患者には一種の音楽療法も行われていたそうだ。
ちなみに世界遺産の「ペルガモン遺跡」は古代名で、現在この地は「ベルガマ」と呼ばれています。

アスクレピオン


     

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