サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂



「サンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂」(Catedral de Santiago de Compostela)

サンティアゴ大聖堂は巡礼者の旅の終着点であり、有終の美を飾るにふさわしい壮大なモニュメントです。ロマネスク様式の重要な建築物ですが、そこには様々な建築様式が取り入れられています。
大聖堂の建設はアルフォンソ6世の治世にディエゴ・ペラエス司教が推進して1075年に開始されました。建設工事は聖人信仰のために建てられた古い寺院の跡にエステバン師匠の指揮の下に行われました。これは8300平米の敷地に建てられたラテン十字の平面に三身廊の建物でした。その後数多くの拡張工事が行われ、ロマネスク、ゴシック、バロック、プラテレスコ、新古典様式など様々な建築様式が統合されていきました。

「栄光の門」は聖堂の正面玄関にあたります。1188年にマテオ師匠により建てられ、ヨハネの黙示録を暗示する200ほどの像が飾られています。この門の使徒サンティアゴの像はあたかも巡礼者を出迎えているかのように縦仕切りの柱に収まっています。大聖堂のオブラドイロのファサードはフェルナンド・デ・カサス・イ・ノボアの作品で、スペインバロック様式の傑作とみなされています。内部の主祭壇もバロック様式で、祭壇の真下に使徒サンティアゴの地下聖堂があります。
<感想>祭壇設置のヤコブ像に後ろから「ハグ」できるため行列して抱きつきます。

「栄光の門」「大聖堂付属博物館」「ボタフメイロ」


   
   
   

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