
| 写真(上および1段目)はゲタリアの炭火焼き 発泡酒チャコリ(txakoli)(写真2段目左) スペイン北部、ピレネー山脈の西に位置するバスク州で造られるチャコリは、アルコール度数が低く、フレッシュで爽やかな酸味とミネラル感が特徴のワインです。 チャコリは白ワインが多く造られていますが、実は赤とロゼも造られています。さらに、フレッシュさを楽しむために炭酸ガスを残して瓶詰めした微発泡タイプと、非発泡のスティルタイプの2種類があります。一般的に知られているのは微発泡のフレッシュタイプのチャコリで、10月末~11月に収穫されたブドウが、その年の12月~翌年の1月にはワインとなってワイナリーからリリースされます。アルコール度数が低く、フレッシュで爽やかな風味を収穫から1年ぐらいまでに楽しむのがおすすめです。 リオハワイン(rioja)(写真2段目右) リオハの名前の由来はエブロ河の支流オハ川(リオ・オハ)です。この辺りでは古代ローマ人が支配する前の時代からワイン造りが始まっていて大変古い歴史があります。しかし産業としてワイン造りが発達したのは19世紀末のことです。1850~60年代にフランスで発生したフィロキセラ(ブドウ害虫)禍期に、とくに被害のひどかったフランスのボルドー地方から多くの生産者や業者がリオハに流入しました。スペイン貴族たちとボルドーに交流があったことや、リオハがボルドーと地理的に比較的近かったことが背景にあります。 ホタテのガリシア風オーブン焼き(Vieras a la Gallega)(写真3段目左) ホタテを開き、その中にあるウロ(中腸腺)を取り除き、洗って砂を落とします。同時に玉ネギとニンニクの皮をむいて細かく刻み、オリーブオイルをひいたフライパンで炒めます。続いてスイートパプリカとワインを加えます。少し小さくなったら、炒めたトマトを入れて味付けします。最後に、貝に入ったホタテをオーブンに入れて焼き、炒め物を上に載せ、パンくずとパセリをまぶします。オリーブオイルをまぶして、できあがりです。 プルポ・ア・フェイラ(タコのパプリカがけ) (Pulpo a Feira) (写真3段目右) ガリシア地方の伝統的な料理である「プルポ・ア・フェイラ」は、柔らかく茹でたタコをシンプルな調味料で味付けし、オリーブオイルとパプリカを添えて提供する一品です。 ポルボ・ア・フェイラは伝統的にパンや薄くスライスした茹でジャガイモ (ガリシア語: cachelos) とともに木の皿で供される。伝統では、タコを食べるときに水を飲んではいけないことになっているため、この料理はガリシア産赤ワインの若いものと食べるのが一般的である。また、地域によっては衛生上の理由から伝統的な木の皿が見られなくなっていたり、玉ねぎとピーマンのみじん切りを炒めたものを添えるなどレシピに多少の変化があったりすることもある。 バルの小料理 パラドールのディナー |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
|