パドヴァ



パドヴァ(Padova)
世界遺産「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」

ヴェネツィアから近く、ヴェネト州の中心に位置するパドヴァは古来から文化と経済の中心地でした。紀元前9世紀には町として機能しておりローマ時代にも帝国の重要な拠点として、ローマに次ぐ「富裕の町」と呼ばれていました。
13世紀から14世紀には自由貿易により最も栄え、パドヴァ大学、ラジョーネ宮(Palazzo della Ragione)、城壁など近代の町が築かれました。スクロヴェーニ礼拝堂(Cappella degli Scrovegni)のジョットのフレスコ画もこの時期に描かれ、ルネサンス期には彫刻家のドナテッロや画家のマンテーニャも活躍しています。
他には、イタリアの重要な巡礼地である聖アントニオ聖堂、ヨーロッパ最古の植物園で世界文化遺産のオルト・ボタニコ(Orto Botanico)などがあります。
(写真上)朝市が開かれるエルベ広場
(写真下)パドヴァ大学


<主な構成資産>
スクロヴェーニ礼拝堂


 

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