サン・パオロ・マッジョーレ聖堂(Basilica di San Paolo Maggiore)
サンパオロマッジョーレ教会(Basilica di San Paolo Maggiore)は、ナポリの旧市街地・スパッカ ナポリ(Spacca
Napoli)にある教会です。
サンパオロマッジョーレ教会は、上から見るとラテン十字の形をした典型的なバジリカで、建物内部には「サンタ・マリア・デッラ・カリタ(Santa
Maria della Carità)」や「フィッラオ(Cappella Firrao)」などいくつものチャペルがあります。また、正面右側の階段脇の入口は、クリプタ(crypt)と呼ばれる地下聖堂で、広場の名前にもなっている「サン・ガエターノ聖所記念堂(Santuario
di San Gaetano Thiene)」へと続いています。
サンパオロマッジョーレ教会の内部は、丹念に施された美しい彫刻や大理石の装飾など、どこに目を投じてもすばらしいの一言です。初期のキリスト教会時代には何度も改修が重ねられましたが、ディオスクーロイ神殿のファサードにあった6本の円柱と、屋根を飾っていた巨大な三角形のペディメントは、1688年の地震で倒壊するまで残っていました。
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