モデナ



【世界遺産】モデナの大聖堂、市民の塔、グランデ広場

イタリアにあるモデナの大聖堂、市民の塔、グランデ広場は、中世イタリアの自由都市の発展の様子を伝えるとともに、中世キリスト教都市における信仰と市民生活の結びつきを伝える優れた例証として、1997年に世界遺産に登録されました。
モデナは、州都であるボローニャからほど近くにある町。モデナは、イタリア料理の味つけに欠かせないバルサミコ酢の産地として知られています。
また3大テノールの一人、故ルチアーノ・パヴァロッティや自動車メーカー、フェラーリの創始者の故郷であることでも有名。そして世界遺産の町としても世界中の観光客から注目を集めています。

写真上:グランデ広場(Piazza Grande)
ピアッツァ・グランデないしグランデ広場は、イタリアのモデナの歴史地区にある広場です。12世紀にモデナ大聖堂前に建造された広場で、現代的視点で見れば必ずしも「大きい」とはいえないが、中世の広場はもっと小さいのが常であったため、この名が残っています。

写真下:市民の塔(Torre Civica)
市民の塔はギルランディーナないしギルランディーナの塔(Torre della Ghirlandina)のことで、イタリアのモデナ大聖堂に隣接する鐘楼です。高さ 86.12 mの塔の上からは市の周囲を一望でき、古くからモデナの主要なランドマークになっています。大聖堂に隣接する大理石製の鐘楼が完成したのは1179年のことで、モデナ大聖堂とともにランフランコの設計でした。

モデナ大聖堂


   


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