モデナ大聖堂(Duomo di Modena)
モデナ大聖堂は、イタリア・モデナにある大聖堂で、ヨーロッパで重要なロマネスク建築の一つに数えられます。モデナ出身の著名なテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティの葬儀が行われた場所としても知られています。
大聖堂建設は1099年に主任建築家ランフランコの指揮下で始められモデナの守護聖人ジェミアヌスの墓の役割がありました。聖人の遺物は今も納骨堂に残されています。ランフランコの仕事後は、大聖堂はアンセルモ・ダ・カンピオーネと「カンピオーネの職人たち」と呼ばれた後継者によって引き継がれました。その結果、現在のファサードは当初のものとは様式を別にしています。豪華なバラ装飾の窓は13世紀になってからアンセルモによって付け加えられました。
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