ネルトリンゲンは、1500万年前にシュヴァーベンジュラ山脈に落下した隕石のクレーターであるネルトリンガー・リースに位置する。このクレーターは直径23
kmあり、その縁は環状の連丘に見える。リース内をヴェルニッツ川とエーガー川が流れ、この都市の南東約30 kmの地点でドナウ川に注ぐ。
隕石が衝突した際、瞬間的に超高温、超高圧にさらされた地表の岩石がスエバイトに変化した。このスエバイトは建築用途に重宝され、現在も同市内の建物で見ることが出来る。
15世紀、敵軍が夜襲をかけようとしていた際に、城門から豚が逃げ出した。ダニエルの塔の番人がそれに気づき、叫んだことから街は大騒ぎ。敵軍は襲撃の機会を逃したという。以来、豚は英雄として街の人々に愛されている。
聖ゲオルク教会
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