レジデンツは、14世紀頃の旧バイエルン王国時代にこの地を治めていたヴィッテルスバッハ(Wittelsbach)という王家の宮殿で、この博物館には王族達が実際に使っていた住居や骨董品などが展示されています。
1385年から建設が始まり、徐々に拡張して今の姿になったのは1918年。実に500年以上もの歳月が流れている訳ですね。長い年月を掛けて完成されたという経緯もあって、このレジデンツにはルネッサンス、バロック、ロココ、新古典派等、様々な建築様式の融合が見られます。
Antiquarium(アンティクヴァリウム)。長さ66mものだだっ広いホールで、レジデンツの中では現存する最古の部屋;左下
Allerheiligen-Hofkircheというホール。このレジデンツの中には幾つものコンサートホールが備えられている:中下
「祖先画ギャラリー」と呼ばれる部分。ヴィッテルスバッハ家の王と一族の肖像画が121枚展示されている:右下
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