【世界遺産】バース市街(City of Bath)
イングランド西部サマセット州の都市バースは2,000年の歴史を誇る古都で、古くから温泉都市として繁栄した。特に古代のローマ時代と近代のジョージアン時代に二度の最盛期を迎え、遺跡と近代建築・緑が調和した美しい街並みを築き上げた。なお、バースは世界遺産「ヨーロッパの大温泉都市群(イギリス/イタリア/オーストリア/チェコ/ドイツ/フランス/ベルギー共通)」の11の構成資産のひとつとなっており、バースの資産の範囲は「バース市街」の資産の範囲と一致している
【世界遺産】ヨーロッパの大温泉都市群(The Great Spa Towns of Europe)
古代あるいは中世以来の歴史を有する鉱泉を持ち、18世紀初頭から1930年代にかけてスパ文化を飛躍させた7か国11のスパ都市を登録した世界遺産。
11のスパ都市はオーストリアのバーデン・バイ・ウィーン、ベルギーのスパ、チェコのフランティシュコヴィ・ラーズニェ、カルロヴィ・ヴァリ、マリアーンスケー・ラーズニェ、フランスのヴィシー、ドイツのバート・エムス、バーデン=バーデン、バート・キッシンゲン、イタリアのモンテカティーニ・テルメ、イギリスのバース。なお、バート・エムスのリメス(ローマ帝国の国境防塞システム)についてはイギリス/ドイツ共通の世界遺産「ローマ帝国の国境線」、バースについてはイギリスの世界遺産「バース市街」と資産が重複している。
ローマン・バース
バース寺院
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