所在地:鹿児島県南九州市知覧町郡6198番地 アクセス:JR「鹿児島中央駅」〜バス 形式・作庭:枯山水庭園、他 文化財:国指定名勝 知覧は「薩摩の小京都」といわれ、生け垣と石垣が美しい武家屋敷が今も残っている所です。 他の地域の武家屋敷の石垣は野石乱積みが多いが知覧の石垣はきれいな切石整層積みが中心で石垣の上の見事な生け垣と共に清潔感あふれる風景をつくっています。武家屋敷の門を入るとすぐの所に庭園があるのが普通であったらしく、今も7つの庭園が昔ながらの姿で良く残っており国の名勝に指定されています。 知覧型二ツ家は主屋と付属屋(「おもて」と「なかえ」)をつなげて、そこに小さな棟を付けている家をいい、知覧独特の民家であり現在武家屋敷群の中に2棟移築されています。 武家屋敷群の中間地点の三差路に「石敢當(いしがんとう)」と彫られた石碑があります。これは中国に起源をもつ魔除けのための石碑で、直進してくる魔物を防ぐために三差路の突き当たりに立てられています。知覧は「薩摩の小京都」といわれ、生け垣と石垣が美しい武家屋敷が今も残っている。武家屋敷群の18.6haが昭和56年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、7庭園は国の「名勝」に指定されている。県内では、鹿児島市の仙巌園(磯庭園)に続いて2番目の指定。 地区内は石垣で屋敷が区切られ、沖縄によく見られる石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入り口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)がある。他の地域の武家屋敷の石垣は野石乱積みが多いが知覧の石垣はきれいな切石整層積みが中心で石垣の上の見事な生け垣と共に清潔感あふれる風景をつくっている。名勝に指定された7つの庭園の中で森氏庭園のみが池泉式で、ほかは全て枯山水式となっている。(九州観光案内HPより) 私的満足度「★★」:知覧の武家屋敷巡りをするとどこも立派な庭園をもっていることに気づきます。いい町並みです。 |
知覧城はこちら |