日当山温泉(ひなたやまおんせん) 所在地:鹿児島県霧島市 アクセス;JR隼人駅から車 泉質:弱アルカリ炭酸水素塩温泉 源泉数: 泉温: 湯量: 明治維新の英雄「西郷隆盛」が日当山温泉を好んだことは人々によく知られています。泉質のよさもさることながら、日当山の絶景なる自然風景の雄大さを気に入られていたそうです。 西郷南州翁は日当山付近の山野で狩に汗し、また、天降川の川瀬で鮎釣りに興じました。その疲れを天然温泉で癒したのでしょう。西郷南州翁が入った元湯が「西郷どんの湯」という名で、今でも懐かしさがあふれた共同浴場として残っており、その当時宿泊先とし元湯の前にあった龍宝伝右ヱ門宅は、現在、蛭児神社前に藁葺屋根の古民家「西郷どんの宿」として復元され、地域の人々にも親しまれています。 また、西郷隆盛が坂本龍馬と妻のおりょうを、鹿児島へ新婚旅行に誘ったことは有名な話です。 1866年(慶応2年)、薩長同盟が取り交わされた直後、刺客に襲われ傷を負った坂本龍馬は、おりょうを伴い療養も兼ねて鹿児島を訪れました。天降川の上流の塩浸温泉に長期滞在したことが有名ですが、実際は、その前後は日当山温泉にも滞在しており、天降川のほとりには龍馬とおりょうが岸につけたことを示す木柱が立っています。(Yahooトラベル 観光・温泉ガイドより) 入湯:数寄の宿 野鶴亭(やかくてい)(宿泊) 私的満足度「★★★」:駅から少し離れているので宿の送迎があるのですが、運転手曰く、「日当山温泉の宿はみな日帰り専門施設に転向してしまって、今宿泊できるのは家(野鶴亭)だけです。」とのこと。お値段も設備も豪華な旅館でした。
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