44大分県 若宮八幡宮



所在地:

:大分県豊後高田市大字御玉 

アクセス:宇佐駅〜バス

文化財:

国東半島の6郷のうちの来縄郷における宇佐神宮の別宮で、天長元年(824年)に豊前国宇佐郡の住人、大神蘊麿の母の酒井門主女に神託が下り、それを受けて仁寿2年(852年)の12月に創祀された。

なお、天照大神、玉祖神、品陀別命の3柱は、養老2年(718年)に豊後高田市内の字御玉に出現したという玉を御神体として祀られていたという。

元亀2年(1571年)と天正7年(1579年)の二度にわたりキリシタン大名である大友宗麟らによって焼き討ちされ、天正度においては大友氏に背いた田原親貫に味方したとして大友義統から社領を没収された。

文禄3年(1594年)に高田城城主に封じられた竹中重利により文禄年間(1593年-1596年)に再興された。

その後高田を領した島原藩藩主松平忠房により、寛文9年(1669年)に高田の宗祠と定められ、以来歴代藩主の尊崇を受け、天保4年(1833年)には藩主松平忠侯によって社殿が造替された。この社殿が現在のもの。

明治4年(1871年)に郷社に列し、明治23年(1890年)6月に県社に昇格した。なお、昭和30年(1955年)に桂川の改修のために約80メートル東方に移転している。

陰暦10月中旬に例祭、秋季大祭が斎行される。神幸祭と神輿が桂川を渡る「川渡し神事」があり、神輿の舁き手の姿から「裸祭り」として知られる。日本三大裸祭りの一つとも呼ばれる。

この行事の間、川の中に灯される長さ約16メートル、重約さ5トンの大松明も有名。

現在は1月上旬の日曜日に県の選択無形民俗文化財であるホーランエンヤが行われる。もともとは、江戸時代中期に島原藩や大坂の蔵屋敷へ年貢米を回送する廻送船の航海安全を祈願する目的で、元旦の神事として創められた。

境内には、粟嶋社、宮地嶽神社、稲荷神社、琴平宮、祇園社がある。神門前の小川に架かる石造橋は、万延元年(1860年)の建造で、県の有形文化財に指定されている。(大分市観光協会HPより)

私的満足度「★★」:橋を通るとき巨大な松明が川にささっているところを発見。参拝しました。フォーラムの梅津先生ゆかりの神社みたいです。



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