44大分県 湯平温泉



湯平温泉(ゆのひらおんせん)

所在地:大分県由布市湯布院町湯平

アクセス;JR湯平駅からタクシー

泉質:ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉 pH:9.1

源泉数:

泉温:68℃

湯量:

湯平温泉の開祖は、およそ800年前の鎌倉時代と言われています。

現在のような温泉街の骨格が出来上がったのが江戸後期で、湯平温泉の中央を流れる花合野川に沿って作られた坂道の石畳は、今から約300年前の江戸時代に工藤三助という人を筆頭に村民によって作られたのがきっかけです。

江戸時代に書かれた「豊後国志」にも記録が残っていることからも、当時から有名な温泉地だったことが分かります。

江戸時代には温泉湯治で訪れる客の多くは経済的な余裕のある富裕層や士分などの限られた人達でしたが、明治時代になり時代背景が変化していくと共に様々な制約が解かれ、大衆が利用できる湯治場として発展をしていきます。

その当時では医薬品なども普及しておらず、湯治が最高の療養方法とされていたこともあり、江戸時代初期から胃腸病に効くことが有名だった湯平温泉は次第に多くの湯治客が訪れる温泉地となっていったのです。

それ以来、湯治場としての発展を続けてきた湯平温泉は、大正から昭和初期にかけて、さらに大きな温泉地として全国的に有名になっていく一時代を築き上げます。(湯平観光案内所HPより)

入湯:撮影のみ

私的満足度「★★★」:石畳が素晴らしいです。寅さん30話「花も嵐も寅次郎」撮影の地です。駅まで交通手段がなく、寅さんも嘆くシーンがありほのぼのとします。



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