所在地:宇和島市天赦公園 アクセス:JR宇和島駅〜タクシー 形式・作庭:池泉回遊式大名庭園 文化財:国指定名勝 七代藩主、伊達宗紀(むねただ)(春山)が隠居の場所として建造した池泉廻遊式(ちせんかいゆうしき)庭園。名の由来は、伊達政宗が隠居後詠んだ「世は平にして白髪多し 馬上に少年過ぎ 楽しまずして是を如何せん 残躯は天の赦す所」という漢詩から採ったもの。 書院式茶亭である潜渕館(せんえんかん)は、大正11年、昭和天皇陛下が皇太子のころ、天赦園御成の際の御座所にあてられたこともあります。本園一帯は宇和島城西南を囲んだ海でありましたが寛文12年(1672年)第二代藩主宗利が、ここを埋立て造成した浜御殿の一部で、七代藩主宗紀(春山と号す)が退穏の場所として、南東部の大改造に着手、文久3年3月着工され同年12月には建築等も終わり12月28日に移居して、南御殿と称し慶応2年(1866年)に竣工し、独眼竜伊達政宗の漢詩の一節から天赦園と命名しました。 様式:本園の面積は、1240平方メートルを有する池泉廻遊式庭園であり、大名庭園として規模広大なものであります。池庭は全園の3分の1を占め鬱蒼たる古木に囲まれ深山幽谷の趣を湛えております。(宇和島市観光協会HPより) 私的満足度「★★」:大名庭園としては小振りですが、なかなか美しかったです。宇和島は良い庭が多く素敵な所です。 |
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