37香川県 志度寺 庭園

フレーム

住所;さぬき市志度1102
アクセス;JR、琴電志度駅〜徒歩
作庭・作者:曲水式庭園、枯山水、重森三玲
文化財:

御詠歌:いざさらば今宵はこゝに志度の寺いのりのこゑを耳にふれつゝ

推古天皇のころの創建で、補陀落山と号する、四国霊場八十六番の名刹である。
本尊は十一面観音菩薩で、脇土不動明王毘沙門天と、絹本着色志度寺縁起図絵六幅、志度寺縁起等付属文化文書九巻はいずれも国指定の重要文化財である。
天正十一年の春、志度寺に攻めこんだ長宗我部元親を走らせた山門の仁王像は鎌倉時代運慶の作で、香川県指定の重要文化財である。
三万三千平方メートルの境内には、殉愛海女の墓、曲水式庭園と無染庭、田宮坊太郎ゆかりお辻の井戸、三尊仏、芳室文塚と松風塚、日本で十八番目に建立せられた、五層総ひのき造りの5重の塔などがあり、歴史を刻む昔を語りかける。

曲水式庭園と無染庭:水墨で描いた山水画をほうふつとさせる景観で知られる曲水式庭園は、室町時代に讃岐の守護であった細川氏の寄進による美しい庭で、滋賀の秀隣寺、三重の北畠神社と並んで、わが国には三つしかない珍しい庭園。この庭園に続く無染庭は、海女の玉取り伝説の情景を七個の石と苔むした岩、そして庭一面に敷き詰めた白砂で表現している。(さぬき市HPより)

私的満足度「★★」:なかなか立派な庭園です。特に曲水式庭園は室町初期の庭園を現代風に組みなおした重森先生の復元だそうです。



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