所在地:香川県三豊市豊中町本山甲 アクセス:予讃線本山駅〜徒歩 正式名称:本山寺本堂 ほんざんじ ほんどう 国宝番号(指定日付):183号(昭和30年6月22日) 御詠歌:本山に 誰が植えける花なれや 春こそたおれ たむけにぞなる 大同2年(807)、弘法大師空海によって建てられたと伝えられる本山寺は、四国88ケ所霊場第70番札所として、多くのお遍路さんが訪れます。 広々とした境内には国宝の本堂、国指定重要文化財の二王門をはじめ、五重塔、鎮守堂、大師堂、十王堂、赤堂、慰霊堂、鐘楼、客殿、庫裏が整然と並んで、まさに大寺の風格を示しています。 また毎年土用の丑の日にはキュウリ加持が行われ、大勢の人で賑わっています。 現在の本堂は正安3年(1301)、京極佐々木氏の寄進によって再建された後、昭和30年に復元工事が行われ、国宝に指定されたものです。 また国指定重要文化財の二王門は、和様・唐様・天竺様の手法を取り入れた全国的にも珍しい折衷様式の建築物で、本柱の前後に4本ずつ計8本の控柱があるので八脚門ともいわれています。(三豊市HPより) 私的満足度「★★」:拝観料も取られず自由に入って自由に触れる国宝です。五重塔は四国では竹林寺(高知県)・志度寺・善通寺と本山寺の4ケ所しかありませんがなかなか見事な塔です。 |