所在地:下関市一の宮住吉 アクセス:JR新下関駅〜徒歩 正式名称:住吉神社本殿 すみよしじんじゃ ほんでん 国宝番号(指定日付):159号(昭和28年11月14日) 住吉の大神は,神代の昔、伊邪那岐命が黄泉国(死の世界)から帰って穢を清められた時出現された神であります。 仲哀天皇の九年(二〇〇年)神功皇后さまが三韓征討のときに再び御出なさいまして、「吾が和魂は玉身の寿命を守り、荒魂は軍船を導かん」との御教示により大神を守神として進軍され、その神助により交戦することなく戦勝いたしました。その神恩に感謝し、神功皇后さまは、この地に祠を建てて、住吉大神の荒魂をおまつりされたのが住吉神社の起こりであります。 爾来、長門の国一の宮と仰がれ,明治四年社格が制定されては官幣中社に列せられました。 荒魂・和魂とは、古代、神霊は荒魂と和魂という二つの霊魂により成り立つと考えられてきました。荒魂は、人間生活促進のため,勇猛果敢に活動する御霊をいいます。和魂は、温和で徳を備え、平和をもたらす御霊をいいます。 本殿(国宝)は応安三年(一三七〇)大内弘世の再建で、室町初期の代表的な建築です。九間社流れ造りといって、五社殿を合の間で連絡し、社殿上の正面屋根(檜皮葺)に千鳥破風をのせ、春日造りと流れ造りを組み合わせた特徴のある建物です。(住吉神社HPより) 私的満足度「★」:ここも訪問者少なかったです。ちょっと地味なところです。 |