所在地:広島県廿日市市宮島町 アクセス:JR宮島口~フェリー 文化財: 本殿・渡り廊下(国重文) 厳島神社の天神社は1556年(弘治2年)に毛利隆元が寄進し造営された社です。 かつては「連歌堂(れんかどう)」と呼称されており、明治初頭まで連歌の会が結成され、ここで歌会が催されていたようです。 連歌とは「五・七・五」で代表される短歌の読み出しの句と、読み終わりの句である「七・七」を組み合わせた歌のことを言います。俳句の起源とも云われています。 まさに連歌を詠み親しむに相応しい素朴な社殿の造りで、朱塗りの光り輝く厳島神社の社殿の中にあって、唯一、素木造りの社殿が特徴的です。 ただし、この建物が連歌を興じる場所であったということは、御神体を安置した本殿が内部に別に存在することになり、事実、本殿が別にあります。 その天神社の本殿は、殿舎の奥に覆屋(おおいや)が設けられ、その中に御神体が祀られて本殿とされています。(宮島観光HPより) 私的満足度「★★」:菅公聖蹟25拝の20番札所なのですが御朱印はありません。厳島神社内での扱いもワンノブゼンムのお宮として扱っています。
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