広島県尾道市長江一丁目11-16
菅原道真公が筑紫の国・太宰府に赴かれる時、この地の里人(尾道の旧家・天神金屋の祖という)が麦飯と醸酒を供したところ、菅公はこの歓待をお喜びになり、自らの衣の片袖を裁ち、そこに自らのお姿を描き与えたという。
延久年間(1069~1074)祠を建ててお祀りし、これが「尾道御袖社」の起源である。その後「御袖天満宮」と奉称した。
慶長11年(1606)、貞享4年(1687)に社殿の造営があり、また寛政11年(1799)、嘉永2年(1849)に修復されている。
昭和48年(1973)に火災に遭い、現在の社殿は昭和58年(1983)に再建された。
例祭には、天神下にある菅公腰掛岩の前の畑で収穫される麦を、現在もなお御神饌としてお供えしている。
延喜4年(904)防府・松崎に宝殿建立 (のちの防府天満宮)
天暦元年(947)京都に菅公をお祀りした御社を創建(のちの北野天満宮)
延久2年(1070)尾道・長江のこの地に祠を建てる(のちの御袖天満宮)
(御袖天満宮HPより)
私的満足度「★★」:尾道七仏巡り大山寺に隣接してあります。神職不在で御朱印いただけませんでした。
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