所在地:広島県佐伯郡宮島町 アクセス:JR山陽本線宮島口〜船 正式名称:厳島神社本社 本殿、幣殿、拝殿、祓殿(いつくしまじんじゃ ほんでん、へいでん、はいでん、はらいでん)、摂社客神社 本殿、幣殿、拝殿、祓殿(せっしゃまろうどじんじゃ ほんでん、へいでん、はいでん、はらいでん)、廻廊 東廻廊、西廻廊(かいろう ひがしかいろう、にしかいろう) 国宝番号(指定日付):76号(昭和27年3月29日) 1. 厳島神社は12世紀に時の権力者である平清盛の造営によって現在みられる壮麗な社殿群の基本が形成されました。この社殿群の構成は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた優れた建築景観をなしています。また、海上に立地し、背景の山容と一体となった景観は他に比類がなく、平清盛の卓越した発想によるものであり、彼の業績を示す平安時代の代表的な資産のひとつです。価値基準(1) 2. 厳島神社の社殿群は、自然を崇拝して山などを御神体として祀り、遥拝所をその麓に設置した日本における社殿建築の発展の一般的な形式のひとつです。周囲の環境と一体となった建造物群の景観は、その後の日本人の美意識の一基準となった作品であり、日本に現存する社殿群の中でも唯一無二のもので、日本人の精神文化を理解する上で重要な資産となっています。価値基準(2) 3. 日本に現存する社殿建築の中でも造営当時の様式をよく残し、鎌倉時代に建築された数少ない建造物となっています。度重なる再建にもかかわらず、平安時代創建当初の建造物の面影を現在に伝える希有な例です。また、平安時代の寝殿造の様式を山と海との境界を利用して実現させた点で個性的で、古い形態の社殿群を知る上で重要な見本です。価値基準(4) 4. 厳島神社は、日本の風土に根ざした宗教である神道の施設であり、仏教との混交と分離の歴史を示す文化資産として、日本の宗教的空間の特質を理解する上で重要な根拠となるものです。価値基準(6) (厳島神社の世界遺産価値:厳島神社HPより) 私的満足度「★★」:世界遺産にして日本三景の一つを紅葉の時期に訪問した訳ですので事前期待は相当なものでした。これをゆったりと見れれば最高なんでしょうが、大量の人で落ち着いて見れたものでありませんでした。ま当然ですが。 H30.10.5再訪。ゆっくり見学し御朱印もいただきました。 |