34広島県 不動院

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所在地:広島市東区牛田新町
アクセス:アストラムライン不動駅〜徒歩
正式名称:不動院金堂 ふどういん こんどう
国宝番号(指定日付):192号(昭和28年11月14日)

14世紀の中頃、足利尊氏が諸国に建てた安国寺のひとつであるといわれる真言宗の寺院。境内には国宝の金堂をはじめ、庫裏、不動院楼門、国指定の重要文化財、銅製梵鐘、県指定重要文化財、木造仁王立像2体、本墨書不動院文書4巻などがある。原爆から免れた広島に残る最も古い建物としても有名。(ヤフー地域情報HPより)
広島デルタの北端、旧街道沿いに建つ寺院。前身は足利氏が国ごとに設けた安芸国安国寺(臨済宗)と言われている。戦国時代、安芸国の守護であった武田氏が滅亡すると寺も衰退したが、代わって安芸国の領主となった毛利氏の使僧、安国寺恵瓊(あんこくじえけい)が住持を務め、寺を再興した。恵瓊の死後(1)、毛利輝元に代わって広島城主となった福島正則の命で真言宗に改める際に名称が安国寺から不動院に変わり、仏殿は金堂と改称された。
金堂は国宝に指定されている。元々この建物はこの地にあったものではない。山口(2)において大内氏が建立したものを、天正年中(1573-92)に恵瓊が移築させたものである。この金堂は現存する中世禅宗様(唐様)の金堂としては日本最大であり、京都や鎌倉の寺院建築と肩を並べる良作だ。往時の山口の繁栄ぶりを伺い知ることができる遺構といえよう。
これらは戦災を生き抜き、歴史を感じさせる建物が少ない広島では極めて貴重な存在となっているが、訪れる人は少ない。(広島の建築HPより)

私的満足度「★」:安国寺恵瓊が住持を務めた寺ということで事前期待が高かったですが、見てみれば別段どうということのないお寺でした。駅から直ぐでお参りし易かったです。


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