所在地:伊都郡高野町高野山 アクセス:極楽橋乗換高野山ケーブル〜バス 正式名称:@金剛峯寺不動堂こんごうぶじ ふどうどう、(指定日付):70号(昭和27年3月29日)、A金剛三昧院多宝塔こんごうさんまいいん たほうとう(指定日付):97号(昭和27年11月22日) 金剛峯寺不動堂:高野山は大和の峰峰に囲まれた標高900メートルの山の上にあって、真言宗の宗祖として知られる空海(弘法大師) が、今から約1200年前に建立した 霊場です。不動堂の創建は建久9年(1198)鳥羽上皇の皇女、八条女院を願主として建立されました。その落慶導師を一山の興隆に尽力した行勝上人(1130〜1217)が勤めたとされています。昔から、運慶作の八大童子像と本尊不動明王が祀られていたことから、不動堂と呼ばれています。 金剛三昧院多宝塔:多宝塔の建立は、貞応2(1223)、源頼朝、実朝 両公菩提のため、政子が覚智入道にめいじて建立したもので、元仁2年(1225)入仏供養の砌、栄西禅師が導師となり、北条時房 が二位禅尼の代参として法廷に臨んだということです。この塔は鎌倉初期の建立と伝えられる石山寺の 多宝塔についで古く、石山寺のものと 同じく裳層を広くとり、安定感に富んでいます。鎌倉時代の多宝塔として、極めて貴重な遺構です。 写真上:A金剛三昧院多宝塔 写真下:@金剛峯寺不動堂 私的満足度「★★」:@とAはそこそこ離れているのですが、高野山全体がこれだけ広大ですとしょうがないでしょう。金剛峯寺は見事な庭園もあります。次は宿坊に泊まってみようと思います。 |
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