名称:花山温泉(はなやまおんせん) 所在地:和歌山県和歌山市鳴神574 アクセス;JR和歌山駅よ〜バス 泉質:含二酸化炭素・鉄(Ⅱ、Ⅲ)-カルシウム・マグネシウム-塩化物温泉 源泉数:1 泉温:26℃ 湯量:128リットル/分 花山薬師温泉の起源は、遠く西暦803年平安時代までさかのぼると言われています。行基菩薩の法力の湯として住古から名高く、歴代の天皇が熊野行幸の折は必ず入湯のため御逗留されたと伝えられています。 その後、天変地異による地質の変化から自然噴出が止まってしまいましたが、昭和40年に花山の地質調査を行ったところ、温泉湧出の可能性を発見し、ボーリング調査を実施したところ、地下501メートルのところで突然湧出、全く驚異の成功となりました。 リウマチをはじめあらゆる病に効能を発揮すると言われ、まさに神意により湧出した「奇跡のお湯」であると言われています。 「日本でも最も濃い温泉のひとつ」とも言われるこのお湯を求めて、全国各地から訪れる人たちが後を絶えません。 温泉の裏にある花山には、花山温泉の守護神として薬師如来が祭られております。平安時代からの往古(名刹妙鶴山興徳寺が存在したが豊臣秀吉により焼失)をしのぶかのようにひっそりとたたずみながら、今も花山温泉を見守っています。 花山の山頂からは、遥か彼方に紀三井寺や和歌浦湾を一望できる絶勝の地であります。毎月八日には薬師如来の例祭として衆生求剤と花山温泉の守護神としての祈願を行っており、この功徳のある花山薬師如来に祈りを捧げるため、多くの人々が参詣しております。(花山温泉会HPより) 入湯:花山温泉(日帰り) 私的満足度「★★★」:前々から一度来てみたいと思っていた温泉です。ゴールデンウィーク中の夕方に訪問したものですので中の写真撮影どころではありません。 |