29奈良県 吉野神宮



住所: 吉野郡 吉野町吉野山3226

アクセス:近鉄吉野神宮駅〜徒歩

明治天皇は明治22年に吉野宮(現在の吉野神宮)の創立を仰せ出され・同25年に御鎮座祭が執り行われた。これに際し明治天皇の勅使が御霊代の奉納に参向されると共に、後村上天皇が御自ら刻まれたと伝えられる後醍醐天皇の尊像が吉水神社(昔・吉野行宮、吉水院と称された)から遷座されて共に御神体として祀られた。従って後醍醐天皇の御霊をお祀りする歴史は650有余年の昔に遡る。

現在の社殿はその後、大正10年から昭和7年にかけて改築造営されたもので、総桧造の荘厳な建築。近代神社建築の代表作として高く評価されている。

吉野山の丈六平にある境内は約2万7千坪で、眺望は素晴らしく静かな佇まいの神域は参拝者の心を知らず知らずのうちに和ませ・癒す清々しい雰囲気。

後醍醐天皇は御幼少の頃より学問の研鑚に御心を注がれ、また歌道など文化面にも深く御修養をお積みになられた。さらに真言・天台・禅宗などの奥義も極められたと伝えられている。

このような尊い御神霊をお祀りする吉野神宮への参拝は、御祭神の広大無辺な御神徳をいただかれることになるであろう。

信仰は、厄除・合格祈願・病気平癒・家内安全など全国各地から参詣がある。(近畿日本鉄道HPより)

私的満足度「★★」:駅から1キロ程度なのですが、山の上なので行きはタクシーがおすすめです。静かな良い神社です。





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