29奈良県 新薬師寺

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所在地:奈良県奈良市高畑福井町1352
アクセス:JR・近鉄奈良駅〜バス 
正式名称:(指定日付):92号(昭和27年11月22日)、新薬師寺本堂(しんやくしじ ほんどうどう)

新薬師寺は聖武天皇眼病平癒のため、 天平十九年三月勅願により光明皇后によって建立された名刹で、新薬師寺の「新」は「あたらしい」ではなく「あらたかな」薬師寺という意味である。当時東大寺と共に南都十大寺の一つに数えられ、四町四方の境内に七堂伽藍甍をならべ、住する僧一千人と記録にある。宝亀一一年落雷により災上、現本堂のみが焼失をまぬがれ現存し、鎌倉時代には解脱、明恵両上人が一時同寺に住して現在の東門、南門、地蔵堂、鐘楼(各重文)を建立した。当寺は、大和でも屈指の国宝の寺院であり、奈良時代建築の中に当時の彫像が安置される様は中国敦煌の莫高窟より洗練されたものである。この堂の構成は遠くギリシャ建築を偲ばせるものがありまさにシルクロードの終着点と云える。又近年、裸形地蔵尊 (鎌倉時代)が発見され話題になっている。(新薬師寺HPより)

私的満足度「★★」:ちょっと歩くと距離があります。本堂はともかく、中にある十二神将と薬師如来にうっとりしてしまいます。


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