所在地:生駒郡斑鳩町法隆寺山内 アクセス:JR関西本線法隆寺駅〜徒歩 正式名称:(指定日付):21.〜29号(昭和26年6月9日)、@法隆寺金堂(こんどう)、A五重塔(ごじゅうのとう)、B中門(ちゅうもん)、C廻廊 東回廊、西回廊(かいろう ひがしかいろう、にしかいろう)、D鐘楼(しゅろう)、E経蔵(きょうぞう)、F大講堂(だいこうどう)、G東院夢殿(とういん ゆめどの)、H東院伝法堂(とういん でんぽうどう)、94〜95号(昭和27年11月22日)、I聖霊院(しょうりょういん)、J東大門(とうだいもん)、104号(昭和27年11月22日)K食堂(じきどう)、128号(昭和28年3月31日)L南大門(なんだいもん)、173〜175号(昭和30年2月2日)、M東院鐘楼(とういんしゅろう)、N西円堂(さいえんどう)、O三経院及び西室(さんきょういん および にしむろ)、216号(昭和40年5月29日)P東室(ひがしむろ)、218号(昭和42年6月15日)Q綱封蔵(こうふうぞう) 法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。その創建の由来は、「金堂」の東の間に安置されている「薬師如来像」の光背銘や『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』(747)の縁起文によって知ることができます。 それによりますと、用明天皇が自らのご病気の平癒を祈って寺と仏像を造ることを誓願されましたが、その実現をみないままに崩御されたといいます。そこで推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご遺願を継いで、推古15年(607)に寺とその本尊「薬師如来」を造られたのがこの法隆寺(斑鳩寺とも呼ばれています)であると伝えています。 現在、法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約18万7千平方メートルの境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒をつらね、たくさんの宝物類が伝来しています。国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2300余点に及んでいます。 このように法隆寺は聖徳太子が建立された寺院として、1400年に及ぶ輝かしい伝統を今に誇り、とくに1993年12月には、ユネスコの世界文化遺産のリストに日本で初めて登録されるなど、世界的な仏教文化の宝庫として人々の注目を集めています。(法隆寺HPより) 私的満足度「★★」:なんと1箇所に18もの国宝建築物を保有する驚きのお寺。どれも驚きの連続です。 |