所在地:奈良県北葛城郡河合町川合99 アクセス:法隆寺駅〜タクシー 文化財: 日本書紀にも記載がある式内社(名神大社)、二十二社(中七社)の一社で、現在は神社本庁の別表神社です。その歴史は古く、遅くとも7世紀以前には信仰の母体があったと言われています。主祭神は、若宇加能売命(わかうかのめのみこと)で、社伝では伊勢神宮外宮の豊宇気比売大神、伏見稲荷大社の宇加之御魂神と同神とされています。また、水、水田、五穀豊穣の神として信仰されています。 水の神様と言われるだけあって、曽我川(高田川)・大和川・飛鳥川など奈良盆地内を流れる河川のほとんどが合流する交通の要衝に鎮座しますが、現在は、主要な鉄道の駅からも離れて、住宅地や工場に挟まれた立地になっており、普段は観光客などもあまり見かけません。それでも、200m以上の木立に囲まれた参道を歩くと由緒のある神社であることが実感できます。 毎年、2月11日に行われる「砂かけ祭り」(庭上の儀、砂かけ行事)は、御田植祭で、砂を雨に見立ててかけ合い五穀豊穣を祈ります。 (奈良観光。JPのHPより) 私的満足度「★★」:帰宅した後に気付いたのですが、ここの御朱印には「水神」のハンコが、そして直前に訪問した龍田大社の御朱印には「風神」のハンコがあります。ちょうど御朱印帳が切れたので帳面と御朱印をお願いしたら合計で千円ちょうどという破格の料金でした。 |