所在地:奈良市中院町 アクセス:近鉄奈良駅〜徒歩 正式名称:(指定日付):@205号(昭和27年3月29日)元興寺極楽坊五重小塔(がんごうじ ごくらくぼう ごじゅうしょうとう)、A206号(昭和28年3月29日)極楽坊禅室(ごくらくぼう ぜんしつ)、B204号(昭和30年2月2日)極楽坊本堂(ごくらくぼう ほんどう) 前身は6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)でしたが、平城遷都に伴い今の地に移転され名も元興寺と改められました。かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、現在の奈良市街の南東部を占めていました。広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。現在では僧坊の一画が唯一現存しています。極楽坊はかつての元興寺僧坊の一部で、鎌倉時代に極楽堂〔国宝〕と禅室〔国宝〕に改築されたました。中世以来庶民の信仰を集め、境内から無数の石仏と民俗資料が発見されています。収蔵庫には奈良時代の木造五重小塔〔国宝〕木造阿弥陀如来坐像・智光曼陀羅図・庶民信仰資料〔各重文〕などが多数保存されています。(奈良市観光協会HPより) 写真上:本堂 写真左下:禅室 写真右下:五重小塔 私的満足度「★★」:立派なお寺です。境内の石仏も圧巻です。 |