所在地:兵庫県加古川市加古川町北在家 アクセス:JR山陽線加古川駅〜バス 正式名称:鶴林寺本堂・ 太子堂 かくりんじ ほんどう・たいしどう 国宝番号(指定日付):90号・91号(昭和27年3月29日) 本堂:鶴林寺最大の建物で内陣厨子(ずし)の棟札に応永4年(1397)の銘がある。入母屋造り、本瓦葺。日本の仏寺建築は、和様の時代から鎌倉の初期には大仏様・禅宗様が輸入され、和様との折衷様式が流行し始める。鶴林寺本堂は大阪府河内長野市の観心寺本堂と並ぶ、折衷様式の代表例とされる。外部は桟唐戸(さんからど)で閉め切ったときにいっそう重厚さにあふれて見える。 太子堂:方三間、一重、宝形造りの建物の前に一間の縋破風をかけ、奥行き一間の礼堂をつけたもので四方を縁ではりめぐらしています。全体として藤原建築の美点を遺憾なく発揮しバランスの富んだ建物です。赤外線で発見することができた太子堂壁画もこの建物に納められていました。(鶴林寺HPより) 私的満足度「★」:和尚さんの話がためになりました。 |